日本人は英語の
スピーキングが苦手だと昔から言われてきました。
果たして、
スピーキングの技術力の問題でしょうか。
私は、日本人には「自己表現したい」という気持ちが外国人よりも劣っていることが大きな原因ではないかと思っています。しかし、たいていは、日本の英語教育のあり方に原因があるかのような扱われ方をしています。
つまり、読み書き中心の受験英語ばかり、教えているから話せないんだ、と。
日本人には、「あうんの呼吸」というものがあります。話さなくても気持ちは伝わるという文化があるんですね。その辺が大きな障害になっているかもしれません。
どんなに英語能力があっても、相手に何かを伝えたいという気持ちがないと、英語が話せません。このことは忘れないでほしいと思います。
さて、
英会話を学ぶ中で、
スピーキングに絞った上達法を紹介します。
◎
初級レベルこの段階では、英語をとにかく口に出して、英語独自の音声に慣れることを目標としましょう。
読むときも、黙読ではなく、何度も声に出して発音してみることが大切です。
毎日音読する習慣をつけることが大切です。
また、早い段階で発音の基礎を身につけることも大切です。
最初に間違えて覚えると、その癖が上級レベルになっても続いてしまいます。
発音の基本的なことは正確に覚えるようにしましょう。
◎
中級レベルこのレベルになれば、長文も読むように挑戦してみてください。
また、相手が聴き取りやすくなるように意識して、音やリズムに強弱をつけて発音してみましょう。
このレベルなら、読み物で使われている表現を応用して、英語で自分の考えを表現できるような置き換え練習をすることも重要です。
また、
暗誦練習も重要です。5行から20行程度の文章なら、何も見ずにすらすら
暗誦(空読み)できるように練習してみましょう。
◎
上級レベル
このレベルになると、実際に話をする機会を持つことがとても大切になります。それまで覚えてきたことを、実際の会話で使うことにで、しっかりと身につきます。また、できればネイティブの人と、
コミュニケーションを積極的にとると、さらに上達します。
さらに、このレベルまでくれば、
スピーキングの質にもこだわっていきたいものです。
あるテーマについて、頭の中で整理して、3分から5分程度話をする習慣をつけましょう。これは、
実用英語検定1級での面接試験で試される能力です。それ以外に、仕事で役に立つ表現を、徹底的に学んだりすると、効率的にスピーキング能力を伸ばすことができます。
スピーキングの基礎になるのは、
リーディングや
リスニングの能力です。たくさんの英語をインプットしておくと、アウトプットとしての
スピーキングもスムーズに上達するようになります。
英語の4つの能力(読む、書く、聞く、話す)をバランスよく上達させることも重要ですね。